内田百閒『阿房列車シリーズ』/おすすめ動画

ゆっくり動画リスペクト作品の1つに、ドランク狸さんの作成した『阿房列車シリーズ』があり、何の気無しに聞いていたがとても面白かったので紹介しようと思う。

私家版[ゆっくり文庫]内田百閒「特別阿房列車」1/2

元祖乗り鉄とも言われる内田百閒(ひゃっけん)の書いた旅行記というのだろうか、が原作なのだが、先生とその連れであるヒマラヤ山系とのやりとりが、ゆっくりボイスで再現され妙にハマるというかクセになる。

用事もないのに東京から大阪へ行くことを発案し、あろうことか借金をして旅費に充てようと試みている。しかもお金を借りて行くと言うのに一等車でなければ嫌だときた。しかも帰りは帰るという用事があるので三等車でも構わないと、これまた謎理論が展開される。

まことに自由奔放、いや自分勝手な先生なのだが、その人柄かはたまた文章力がそうさせるのか不思議と憎めない存在である。

旅行記というのに、実際汽車に乗り込み大阪に出発するまでにかなりの原稿の枚数を要しており、それがまた面白い。なるほど、文筆家とはたわいもない出来事をこうも飽きさせず読ませてしまうのかと感心する。

言葉遣いは多少時代を感じるものの、話の展開、表現力において全く古臭さを感じない。ちなみに阿房列車の阿房の読みは“あぼう”ではなく、”あほう”である。

私家版[ゆっくり文庫]内田百閒「鹿児島阿房列車」 前章1/2

私はこちらの動画を先に見たのだが、今度は鹿児島まで行ってみるという長距離コースである。

こちらも特に予定があるわけではないのだが、途中による駅や街、車内の様子など非常に楽しい。

先生はお酒に強いらしく、気がつけば呑んでいる描写が目につくが、これもまた豪傑らしく、しかし先生自身はどっちかというと結構細かくメンドクサそうな人であり、そのギャップも面白い。

こちらでもヒマラヤ山系が同行するのだが、とくに目立つわけではない彼の存在が話を面白くしていることが、文章のうまさを引き出している。

旅の途中、出てくる人物がみな魅力的に描かれており、非常に爽快な気分で見終われる。

私は寝る前などに音声だけで聞いたりしているのだが、原作も是非読みたくなった。おすすめの動画である。

パン工房 SYATOA シャトア/群馬のパン屋さん

前橋はすずらんデパート近くの路地裏に、ひっそりとある小さなパン屋さんを訪れた。

こじんまりだが、お洒落なお店。駐車場は車2台ぶんはあるだろうか。

クリームチーズがこれでもかと入ったサンドイッチ。トマトも厚切りで満足のいくパンだ。

私の手と比べてもこんなに大きくはみ出したマグロカツのパン。こちらも食べ応え十分、豚カツよりあっさり目で食べやすかった。

他にもありそうで無かった(他のパン屋さんで見たことがなかった)チーズコロッケパンも美味しかった。

パン工房SYATOA シャトア

【所在地】群馬県前橋市千代田町2-7-14

【営業時間】8:00〜19:00

【定休日】月曜日

『かべのすきま』/おすすめ絵本

かべのすきまから出てきたのは…まさかの展開に色々ツッコミたくなるけど、なんとなく面白くて何度も読み直してしまう。そんな絵本である。

ネタバレはあまりしたい方ではないので、詳しい内容は省略する。

ちょっとホラーちっくな表紙だが、ホラーものでは全然ない。お化けとかそういうものが出てくるわけでもない。怖がりな子どもでも安心して読める。

かべのすきまから出てきたものたちとの交流を描く一風変わったストーリーだ。

出てきたものには面食らったが、優しくテンポ良の良い話口調にだんだん好感を抱いてしまう(?)

娘も気に入って何度も読んでいる絵本だ。

『チェリーひめのかくれんぼ』/おすすめ絵本

ピンク色の可愛らしい絵が目を引く一冊。沢山のお菓子の中にかくれるチェリー姫を探すお話。

お城を抜け出したチェリー姫。パフェやタルトやパンケーキ、色とりどりのケーキの中に紛れ込んでいる。

チェリー姫を見つけるのも楽しいし、お菓子の絵がおいしそうで、「どのお菓子を食べたい?」と、子どもとせーので選んだりするのも楽しい。

見つける系の絵本に興味が出てきた頃に出会った作品。おすすめの1冊だ。