『まねきねこ だいさくせん 』/おすすめ絵本

江戸時代のような時代物の絵本。絵も細かく書き込まれており、色も綺麗な一冊だ。

とある蕎麦屋の少年とそこのまねきねこのお話。

味はうまいのに客が来ない。このままでは店をつづけることができない。

開幕早々、物騒な始まりである。なんとかしたい少年だがなす術がない。

そこで出てきたのが、蕎麦屋のまねきねこのぼろ丸。

ぼろ丸と商店街の仲間たちが見事な連携を見せお店に1人の客を呼ぶ。

果たしてその結末やいかに。

テンポが良く、話もわかりやすいので読み聞かせにうってつけである。

また、各ページにちょっとした、隠しキャラなんかもいて、読み終わったあとにそれらを探すのが楽しい。

娘の大好きな1冊である。

『おっちゃん山』/おすすめ絵本

久しく聞かなくなった、“おっちゃん“というワード、そして私の好きな椎名誠さんが手掛けているということで有無を言わさず手に取った。

おっちゃんが山に登るという話ではなく、おっちゃんが山になるというお話だったのだが、その過程にドラマがあり読み応えがある。

絵本に読み応えというのも変な感じだが、読み終わったあとに色々な感情が生まれてきた。

スッキリと終わる話ではないので好き嫌いは分かれるかもしれないが、私は気に入った。こういう絵本もありだと思う。

椎名誠さんと言えば、超常小説であり『アドバード』を始め、独特な世界観で展開する話が好きなのだが、その片鱗が存分に発揮された作品ではなかろうか。(もちろん椎名さんの旅行記も大好きであるが)

チュウヒ/日本の野鳥たち

赤茶色でやや白みがかった、猛禽類としては若干ふっくらした(ように見える)フォルムの鳥。それがチュウヒである。

『チュウヒのV字 Eastern Marsh Harrier』

開けた草原、葦原などに生息する。特徴はV字を保ったままの飛び方で、非常に美しい。

似た鳥でノスリというのがいるが、ノスリはより白っぽく生息地も山地である。

『チュウヒ 〜獲物を捕まえています〜 20180319』

見事に獲物を捕まえたチュウヒ。人の暮らしのすぐそばでも、こうした生き物たちの生存競争が繰り広げられている。

『野鳥撮影・【野鳥動画】チュウヒ対カラスのバトル・4k』

カラスに追われるチュウヒ。トビもそうだが大型の猛禽類はカラスによく追いかけられる。

小回りが効くぶん、カラスに分があるのだろうが、猛禽好きとしては少々見ていて寂しい光景である。

猛禽の逆襲でスカッとしたい人には、こちらの動画がおすすめである。

『カラス対、鷲、鷹、猛禽類■脚力が決めて■ほん怖』

話はそれたが、身近に見ることのできるカッコ良い猛禽なので、トビに見飽きたら是非探してみてほしい。

『おたんじょうびの 2つのたまご』/おすすめ絵本

たまごを手に取った、たまごのような顔をした2人の女の子の絵を見て興味を惹かれ手に取りパラパラめくってみた。うん、面白そうだ。借りてみよう。

誕生日に開くパーティー。ジンジャーという女の子はみんなを呼びたいけれど、1人だけ呼びたくない子がいる。

でも、全員を呼ぶか1人も呼ばないかの選択を迫られ、仕方なくその子も呼ぶことになったのだけど…というお話。

馬が合わないと思っていた人が、接してみると実は気が合うということは、ままあることである。

この絵本でも、呼びたかったはずの友だちがパーティーを台無しにし、呼びたくなかった子がジンジャーを救ってくれるという素敵な心温まるストーリーが展開される。

友だちを選ぶとき、偏見を持ってしまわない大切さ。自分といてくれることへの感謝や一緒にいて楽しいとはどういうことか何て事を少し考えさせててくれる、そんな絵本である。

絵柄も海外作家っぽい色使いと、ややラフな線が物語とマッチして印象深い。

おすすめの絵本である。