モズ/日本の野鳥たち

毎年、秋口になると『キチキチキチ…』と、甲高い澄んだ声が乾いた街に響き渡る。

丸っこく小さいフォルムに、しかしながら猛禽類としての鋭い嘴と爪を併せ持つ『モズ』である。

『モズの鳴き声』

モズは優れたハンターであり、昆虫やカエルにトカゲ、さらにはネズミやモグラ、雀さえも餌として捉える。

そんな彼らが時として獲物を尖ったものに突き刺して蓄えているのが、『はやにえ』と呼ばれるものである。

『モズのはやにえ』

こちらはジョウビタキであろうか。自分とほぼ同じ大きさの小鳥を仕留めてしまった。まさに猛禽類である。

『モズの死闘』

そしてモズは漢字で百舌と書くこともある通り、いろいろな鳴き真似をする。

『モズの声真似(ウグイス、ツクツクボウシ)』
『モズの鳴き声〜3種類の鳴き声〜Bull-headed shrike』

下の動画はツバメ、スズメの声真似だろうか。あと1種類はよくわらかないが(ムクドリ?)。いずれにしても見事に鳴き分けている。

とても可愛らしい身近な野鳥なので、ぜひ観察してみてはいかがだろうか。

『まねきねこ だいさくせん 』/おすすめ絵本

江戸時代のような時代物の絵本。絵も細かく書き込まれており、色も綺麗な一冊だ。

とある蕎麦屋の少年とそこのまねきねこのお話。

味はうまいのに客が来ない。このままでは店をつづけることができない。

開幕早々、物騒な始まりである。なんとかしたい少年だがなす術がない。

そこで出てきたのが、蕎麦屋のまねきねこのぼろ丸。

ぼろ丸と商店街の仲間たちが見事な連携を見せお店に1人の客を呼ぶ。

果たしてその結末やいかに。

テンポが良く、話もわかりやすいので読み聞かせにうってつけである。

また、各ページにちょっとした、隠しキャラなんかもいて、読み終わったあとにそれらを探すのが楽しい。

娘の大好きな1冊である。

『おっちゃん山』/おすすめ絵本

久しく聞かなくなった、“おっちゃん“というワード、そして私の好きな椎名誠さんが手掛けているということで有無を言わさず手に取った。

おっちゃんが山に登るという話ではなく、おっちゃんが山になるというお話だったのだが、その過程にドラマがあり読み応えがある。

絵本に読み応えというのも変な感じだが、読み終わったあとに色々な感情が生まれてきた。

スッキリと終わる話ではないので好き嫌いは分かれるかもしれないが、私は気に入った。こういう絵本もありだと思う。

椎名誠さんと言えば、超常小説であり『アドバード』を始め、独特な世界観で展開する話が好きなのだが、その片鱗が存分に発揮された作品ではなかろうか。(もちろん椎名さんの旅行記も大好きであるが)

チュウヒ/日本の野鳥たち

赤茶色でやや白みがかった、猛禽類としては若干ふっくらした(ように見える)フォルムの鳥。それがチュウヒである。

『チュウヒのV字 Eastern Marsh Harrier』

開けた草原、葦原などに生息する。特徴はV字を保ったままの飛び方で、非常に美しい。

似た鳥でノスリというのがいるが、ノスリはより白っぽく生息地も山地である。

『チュウヒ 〜獲物を捕まえています〜 20180319』

見事に獲物を捕まえたチュウヒ。人の暮らしのすぐそばでも、こうした生き物たちの生存競争が繰り広げられている。

『野鳥撮影・【野鳥動画】チュウヒ対カラスのバトル・4k』

カラスに追われるチュウヒ。トビもそうだが大型の猛禽類はカラスによく追いかけられる。

小回りが効くぶん、カラスに分があるのだろうが、猛禽好きとしては少々見ていて寂しい光景である。

猛禽の逆襲でスカッとしたい人には、こちらの動画がおすすめである。

『カラス対、鷲、鷹、猛禽類■脚力が決めて■ほん怖』

話はそれたが、身近に見ることのできるカッコ良い猛禽なので、トビに見飽きたら是非探してみてほしい。