『アボカドくんの なやみごと』/おすすめ絵本

可愛らしい表紙に目が行き手を伸ばす。アボカドくん?面白そうだな。

『アボカドくんの なやみごと』モモコ・アベ さく/かまち ゆか やく

スーパーに買い物に来ていた子どものひょんな一言から、平穏なアボカドくんの生活は崩れ去る。

「アボカドって、果物なの?野菜なの?」

普段あまり気にもしていなかったことが、気になって気になってしょうがないことってある。

自分って他の人と違うのかなぁと、不安になることって誰にでもあると思う。

特に幼少期の子どもにとって、周りと違うことへの偏見により傷ついたり傷つけたり、心への影響は大きなものがあるだろう。

でも、そんなときはアボカドくんみたいに、どっちでもいいや。だって自分はすごいんだと自信たっぷりに考えることができたら素敵ではないだろうか。

子どものみならず、大人にもお勧めしたい絵本である。

キリンとゾウ

地上最強の動物といえば真っ先に思い浮かぶのはゾウだろう。

だがしかし、キリンもその力強さはゾウを凌ぐことがあることを最近知った。その動画がこれだ。

『ファンク2017 : ゾウとキリン』

水場で対峙する4頭のゾウと、2頭のキリン。

4頭のゾウの群れ。
水を求めて睨み合う。

わずかな水場の優先権を争うかのように、睨み合うキリンとゾウ。

このゾウだって決して小さいわけではないのだろうが、キリンの圧倒的な大きさ、存在感が際立つ。

きりんがじわじわと近づいてくる。たまらず距離をとるゾウたち。
ゾウが離れたのを見届け、悠然と水を飲み出すキリン。

子ゾウがおり、それを庇うためもあったのだろうか。(通常、子連れのゾウが気が荒くなると思われるが。)

じりじりとキリンに近寄られ逃げていくゾウ。どっしりと構えて悠然と水を飲み出すキリン。対照的な構図に正直驚いた。

動画の最後は水を飲み終わってか、落ち着いたキリンたちをゾウが追い払ったように見えた。

ただ動画の最後は、意を決した1頭のゾウが勢いよくキリンたちを追い払ったように見えたので、やはりゾウも強いのだ。

ルリビタキ/日本の野鳥たち

ルリビタキという鳥をご存知だろうか。私の住んでいた地域(西日本)では冬に見られる鳥だったのだが、現在住んでいる関東では夏鳥になるのだろうか。

『ルリビタキ♂の可愛い地鳴き』

上の動画は画質が綺麗で、丸っこいフォルムと細いクチバシのややアンバランスな造形が鮮明に映し出されており、観ている私の心を和ませる。

あまり人目につかない鳥で、私も過去に2、3回見たかどうかである。

名前の通り瑠璃色が綺麗な鳥だ。だが鮮やかなのはオスであり、メスはやや地味な茶色系の色をしている。

『ルリビタキメス、リラックス、、』

全長14センチほどと小柄なため、鮮やかな色ではあるが見つけにくい鳥である。

『ルリビタキ (地鳴きほか)』
これも画像が美しい。
『ルリビタキ 新宿御苑』

街中にある公園の木立でも見ることができるみたいなので、探してみたらいるかもしれない。オオルリと並んで個人的には”幸せの青い鳥”なので、また見れるように探してみたい。

キンクロハジロ/日本の野鳥たち

真っ暗な顔に金色の瞳、飄々とした表情に白い腹。カラーリングだけならペンギンと同じだが、今回紹介するのはカモの仲間、キンクロハジロである。

『うごく野鳥図鑑 キンクロハジロ Tufted Ducks』

なかなかコミカルな外見だが、特にオスは関羽がひょろっと伸びていて面白い。弁髪のような、ポニーテールのような感じだ。

『オナガガモ キンクロハジロ 高速水浴びのキンクロハジロさん』

上の動画を見ると、オスの関羽がよくわかって興味深い。

『見事な潜水をするキンクロハジロのヒナ-Chicks of Tufted duck to a brilliant diving』

こちらはヒナが泳ぐ動画。小さいながらも泳ぎがとてもうまく、なによりカワイイ。思わず手のひらに乗せたくなる。

『キンクロハジロ/Aythya fuligla 03_180124_不忍池』

わりと簡単に見ることができる鳥なので、観察してみてはいかがだろうか。

中央やや下、少し小さな黒白の個体がキンクロハジロ。