人参をたくさんもらったので、大量消費を図るべくキャロットケーキを作ってみた。
お菓子作りをしたことのある人ならかるだろうが、分量をきっちり計ることが鉄則である。
だが、である。レシピサイトから、これというレシピを引っ張ってきて作り出したのだが、いざ計ってみるといろいろ葛藤が生じるのである。
まず卵2個とサラダ油(レシピではグレープシードオイルが推奨だった)1/2カップを泡だてて…おいおいこんなに油入れちゃって大丈夫か?植物性とはいえちょっとなぁ。そうだ半分バターにしちゃえ。
砂糖は…150g。さら…さら…。おいおいこんなに入れて大丈夫か?娘もまだ小さいし、130gでも甘いだろう。
と、このようにスティックシュガー7本分の節約に成功し、重曹がないのでベーキングパウダーで代用し出来上がったのがこちらだ。
3歳の娘も卵を割ったり、生地を混ぜたり楽しそうに手伝ってくれた。クッキーやホットケーキ、パンを焼く準備など最近ママと一緒にしているらしく、上手に割って見せたので驚いた。
娘の成長に感動しつつ、一心不乱に人参をすりおろす。そしてオーブンシートを型に合わせて切るのだが、ここでもハサミをマスターした娘が大活躍であった。(レシピでは型にバターを塗るようになっていたが、オーブンシートのほうが取り出しやすい。)
混ざった生地をパウンドケーキ型に流して180℃で20分、さらに170℃でもう20分ほど。竹串を刺しくっつかなければ完成だ。
調理時間も短く、簡単なのでオススメのケーキだ。本来はシナモンを入れると、ちょっぴりスパイシーな本格的な味になるらしい。なくても、十分おいしかった。