関西弁なタイトルに目が行き、手に取った絵本。最高にハマった1冊だ。
自分がなんだったかを忘れた主人公が、自分を見つける旅に出る話。途中出てくる食べ物たちとのやりとりが、たまらなく面白い。
全編関西弁で話が進むので、読み聞かせは少々難しいが、話自体はおすすめである。
私も頑張ってエセ関西弁を駆使して読んでみたが、3歳前の娘にはうまく伝わっていないみたいだ。いつもと読み方が違うくらいの興味は示しているが、もう少し大きくなってからまた試したいと思う。
作者の岡田よしたかさんは出版時、還暦を迎えるくらいなのだが、この、言葉のセンスがまったく歳を感じさせず素敵である。是非読んでほしいおすすめの1冊である。