昔の人々ーアンシエントピープル

「江戸時代の人はなぁ」というのが、目下わたしの口癖である。別に江戸時代でなくても良い。鎌倉時代、室町時代、古墳時代だって構わないのだが、語呂が良いので江戸時代と言っている。

ともかく、先日妻が娘の食べこぼしを拭くのにやたらティッシュを使うので、ついつい口に出てしまったのであるが(もちろん冗談半分である)、江戸時代には例えばティッシュなんて無かった。おそらく布巾を使っていたが、食べこぼしくらい拾って食べていたのかもしれない。だが、ふと昔の人のことを考えたとき、人間とは何かという、ブログのテーマらしきものに想いを巡らせることがある。

古代、ヒトは生きるために日々を過ごしていたわけだが、とりあえずの衣食住に困らない状況になった際、人々は一体何をするのだろうか。娯楽といってもネットやゲームがあるわけではない。旅行も気軽なものではなかっただろう。

古代ギリシアでは、哲学が発展していったが、人々は己の存在について考えを巡らせたりするのかもしれない。またある人は天体を観測し続け、星々の運行軌道などを導き出したりするのだろう。

私だったら何をするのだろうか。とてもじゃないが、地球の大きさを求めたり巨大な地上絵をこしらえたりはしないだろう。

そんなことを、考えつつ日々を平々凡々に過ごしている。何か形になるものを残したい。人間誰しもそうではなかろうか。今の私にできること何か、そんなことを思いながらブログを更新していく。

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