江戸時代のような時代物の絵本。絵も細かく書き込まれており、色も綺麗な一冊だ。
とある蕎麦屋の少年とそこのまねきねこのお話。
味はうまいのに客が来ない。このままでは店をつづけることができない。
開幕早々、物騒な始まりである。なんとかしたい少年だがなす術がない。
そこで出てきたのが、蕎麦屋のまねきねこのぼろ丸。
ぼろ丸と商店街の仲間たちが見事な連携を見せお店に1人の客を呼ぶ。
果たしてその結末やいかに。
テンポが良く、話もわかりやすいので読み聞かせにうってつけである。
また、各ページにちょっとした、隠しキャラなんかもいて、読み終わったあとにそれらを探すのが楽しい。
娘の大好きな1冊である。