幻の赤い鳥と言われる生き物がいる。アカショウビンだ。
名前の通り赤い、燃えるように紅く染まった美しい鳥だ。見ようによってはおどろおどろしくもある。
鳴き声も美しく、神秘的な鳥である。本州では夏鳥として飛来するみたいだが、飛来数は少なく見れたらラッキーな鳥である。
私が見たのは中学生の頃、若杉原生林でのことであったが、林の緑の中の鮮やかな赤色は今でも覚えているほど記憶に残っている。
山歩きなどしたときに、ふと木の上を見上げてみてはどうだろうか。普段見慣れない鳥を見つけることができるかもしれない。