『あかんべノンタン』/おすすめ絵本

本屋で見つけて思わず声を上げてしまった。私が小さかった頃、好きだった絵本だ。これは是非買わねば。

いたずら好きのノンタンが、いろいろな友達に”あかんべ”をしていくお話。言葉のリズムが気持ちよく、またいろんなあかんべがあって面白い。

特に娘は、見開きどん!のあかんべのページがお気に入り(おひさまとベッドのあかんべ)で、そのページにくるたびにペロッと舐めたりしていた。赤いものに反応していたのか、あれはなんだったんだろう。最近はやらなくなって少し寂しい(笑)

ノンタンシリーズは時代を超えた人気作で、知らない話もずいぶん増えているようだった。

我が家にはこの他にも、『ノンタンおはよう』や『ノンタンあそびましょ』、『ノンタンにんにん にこにこ』、『ノンタン もぐ もぐ もぐ』があるが、いずれもおすすめである。

『木のすきなケイトさん』/おすすめ絵本

絵本というより伝記な1冊。是非とも子どもに読んでもらいたい話だ。ケイト・セションズという女性の、”好き”をやめなかった物語。

植物が大好きだったケイトが学校の先生として赴任してきたのは、緑のない荒涼としたサンディエゴの町。公園とは名ばかりのその場所に、木を育てることを決意し奮闘する。

当初こんな場所に木など育つはずがないと考えていた町の人も、ケイトに触発され手伝い始める。

今ではすっかり緑豊かな『バルボア公園』がケイトの出した答えであり、生きた証である。実際の公園の光景を写真で見るとより説得力のある物語である。

諦めないことの大切さを伝えるのは、簡単ではない。だがこういった成功例があったということが、絵本を読んだ子どもの心に残ってくれるといいなと思う。

まだ娘には早いが、小学生くらいになったら絶対読ませたい本の一つである。

昔の人々ーアンシエントピープル

「江戸時代の人はなぁ」というのが、目下わたしの口癖である。別に江戸時代でなくても良い。鎌倉時代、室町時代、古墳時代だって構わないのだが、語呂が良いので江戸時代と言っている。

ともかく、先日妻が娘の食べこぼしを拭くのにやたらティッシュを使うので、ついつい口に出てしまったのであるが(もちろん冗談半分である)、江戸時代には例えばティッシュなんて無かった。おそらく布巾を使っていたが、食べこぼしくらい拾って食べていたのかもしれない。だが、ふと昔の人のことを考えたとき、人間とは何かという、ブログのテーマらしきものに想いを巡らせることがある。

古代、ヒトは生きるために日々を過ごしていたわけだが、とりあえずの衣食住に困らない状況になった際、人々は一体何をするのだろうか。娯楽といってもネットやゲームがあるわけではない。旅行も気軽なものではなかっただろう。

古代ギリシアでは、哲学が発展していったが、人々は己の存在について考えを巡らせたりするのかもしれない。またある人は天体を観測し続け、星々の運行軌道などを導き出したりするのだろう。

私だったら何をするのだろうか。とてもじゃないが、地球の大きさを求めたり巨大な地上絵をこしらえたりはしないだろう。

そんなことを、考えつつ日々を平々凡々に過ごしている。何か形になるものを残したい。人間誰しもそうではなかろうか。今の私にできること何か、そんなことを思いながらブログを更新していく。

ル・パサージュ(LE PASSAGE)/群馬のパン屋さん

太田市にあるオシャレなパン屋さん。大きな屋根が特徴的だ。

人気のお店らしく、今回昼過ぎ行ったのだがサンドイッチ系はほぼ売り切れであった。残念。

どのパンも、もっちりおいしかったのだが、特筆すべきは写真右上の塩バターパンである。

塩気はそんなに強くなく(私好み)、また焼きたてのためバターの香りも強く、外はパリッ中はふわふわで、とても美味しかった。

種類も豊富で選ぶのが楽しいお店である。次回はサンドイッチ系も食べたいなぁ…。