とこたこちゃん。可愛らしいタイトルと絵に惹かれて手に取ってみる。りんごのカバンお洒落ではないか。
とことこちゃんをお買い物に誘ううさぎ。ところが行く店行く店、とことこちゃんが欲しいものが手に入らない。
だんだん元気がなくなるとことこちゃんを、それでも明るく次のお店に誘ううさぎ。めげないうさぎと、とことこちゃんの関係が気になる。とことことのリズムが明るくて救われる。
そんなこんなで話が進んでいく。気づくともうラストである。
出てくるお店は細かく商品が書き込まれており、子どもとどれが欲しい〜?などと指を差し合うこともでき、楽しめた絵本だ。
なお、お店で欲しいものが買えなかった理由は、最後にちゃんとわかるのでご心配なく。とても可愛らしいおすすめの絵本である。