赤茶色でやや白みがかった、猛禽類としては若干ふっくらした(ように見える)フォルムの鳥。それがチュウヒである。
開けた草原、葦原などに生息する。特徴はV字を保ったままの飛び方で、非常に美しい。
似た鳥でノスリというのがいるが、ノスリはより白っぽく生息地も山地である。
見事に獲物を捕まえたチュウヒ。人の暮らしのすぐそばでも、こうした生き物たちの生存競争が繰り広げられている。
カラスに追われるチュウヒ。トビもそうだが大型の猛禽類はカラスによく追いかけられる。
小回りが効くぶん、カラスに分があるのだろうが、猛禽好きとしては少々見ていて寂しい光景である。
猛禽の逆襲でスカッとしたい人には、こちらの動画がおすすめである。
話はそれたが、身近に見ることのできるカッコ良い猛禽なので、トビに見飽きたら是非探してみてほしい。